NAM'S LIFE

次回のゲームはヒストリカルゲーム！

「ど～せならアホカリでは絶対できない格好でゲームがしたい！」って事で『サンヘルメット』を購入！！

コイツがあればパッと見、北ベトナム正規軍！

とりあえず頭に乗せて部屋をウロウロ…。「すべる…髪ですべる…。」サイズが合ってないのか、こういうモノなのか？

コイツの存在価値に疑問符が付きまとう…。そもそもコレは帽子なのかヘルメットなのか？

そこでちょっとお勉強。



そもそもコイツは『ピスヘルメット』って名前らしい。産まれは1870年代のイギリス。

他にも色んな名前で呼ばれているようで、サンヘルメットはその中の1つに過ぎないっぽいですな。

ベトナムでは『ムゥ・コーイ』って呼ばれているそうな。意味は「すり鉢の帽子」なんだって。

そもそも、南アジア原産のマメ科の植物「ソーラ」の髄（ピス）から骨格を作り全体を布で覆われた物をピスヘルメット、またはソーラ・トーピーと呼ばれるようになったようだ。軽量で優れた断熱性があるって事で、瞬く間に他の欧米列強諸国に植民地用防暑帽として採用され、ベトナムに行き着いた訳だ。（ベトナムはフランスの植民地だったからね。）

ベトナム戦争で北ベトナム軍が被っていた物は、紙の粉と接着剤を練り合わせたものを圧縮してタール状の塗料でさらに塗り固め、表皮を緑色の生地でコーティングした物です。

いわゆる、ホンモノと呼ばれるの物は軽くて丈夫だったそうです。イス代わりにしても潰れなかったようですし、水を汲んでも傷まなっかったようです。

…うん、深い！



なんとなく「サンヘルメット」がわかったので次は実用的に改造しよう！

当ブログにもちょくちょく登場する『CRACKER殿』にこんなイイ物を作っていただきました！

「サンヘルネット」です（笑）！





ネットを被せるとこんな感じになります。コレはコレで武骨な感じが出ててイイ！

こいつを被してパラシュート生地を結べば…



ストレスが溜まりまっくて無残な姿に変わり果てた「ムック」に！！（ちょっとパラ生地長すぎたかな？）

作業中にふと疑問。「ふさふさムック状態だと頭部の迷彩効果は格段に向上するだろうがパッと見、北ベに見間ち違がわれにくいんじゃないか…」って。

シルエットを残しつつ生地を結んでいった方がよさ気ですね。

よ～し次っ！

ツバに乗っかってるアゴ紐は網を固定するのに必要なので、パラコードでアゴ紐らしきモノを設置します。

安っぽいインナーのハトメにパラコードをくくりつけます。アゴで結ばず、後頭部で結びます。（アゴだと、いかにも…って感じだし）



実際SOGでこういったカスタムが行われていたのかは不明ですが、これだけで安定感が一気に向上します。



今回は北ベに化けるのがテーマですが、あいにく北の戦闘服を持っていないためファティーグで参加。…同じ緑色してるし。


ってな感じで、張り切って行ってきます！